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視察研修レポート

■視察先の決定   

 総務委員会で話し合い、テーマや行く先の希望を出し合って、議会事務局総務委員会担当職員坂本昌晴さんと、野田委員長で調整をしてもらった。私はテーマに合併問題を選び、行く先は総務省と西東京市(合併事例)及び島原東京学生寮を希望した。西東京市は過去に視察先に選ばれた経緯があり代わりに大船渡市が提案された。観光誘客をテーマに選び宿泊先は温泉活用事例でなどの希望もあり前ページのような日程に落ち着いた次第。

 実はわが総務委員会は島原地域合併協議会(有明島原)の市議会選出委員5名中3名がメンバーになっているので(松井議長、中川副議長、野田委員長、ほかに山下議員・馬場議員)割と私の希望(合併事例)は容れられた形となった。(と、自分に都合のいいように解釈する?)

■事前準備(事前学習)

 事務局の坂本さんがインターネットで取り寄せた資料を中心に先方の資料をそろえてくれたので、その分を再検索したり、自分でもインターネットで先方(大船渡市・花巻市・総務省)のホームページを中心にチェックを入れた。

 大船渡については、調査の結果2名の市議の方がホームページを開設なさっていて、合併問題だけでなく多くの示唆を受けた。このお二人と連絡を取って、合併問題に取り組んだ議員の生の声を聞こうと計画したが、残念なことにちょうど先方も委員会の視察ということで行き違い、面会は叶わなかった。しかしこれが縁となって、メル友になっていただきその後も情報交換をしている。

 総務省については、合併問題をテーマに市町村自治研究会編の
○市町村合併ハンドブック第2版
○合併協議会の運営の手引(市町村合併法定協議会運営マニュアル)
の2冊を中心に質問事項を整理した。

 テーマを合併に絞ったので、主力は大船渡と総務省に向けた。花巻については事前準備が間に合わず、「花巻といえば宮沢賢治だ」というわけで、本棚から文庫本『銀河鉄道の夜・ほか』を1冊旅行カバンに忍ばせた。

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