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政治活動スタート

 2003年が明けた頃は、まさか市会議員になろうとは思ってもいませんでした。1市5町の合併協議会が崩れ、住民である私達の意向は全く無視されて合併問題が進められていく事への憤りから立候補を意識したのが4月上旬。強く薦めてくれる友人もいましたが、全くの準備不足。 

 しかしこの機をのがしたら、おそらく一生後悔する。これまで妥協することなくまちづくり活動をしてきたが、これからは「しょんなか(しかたがない)」と諦めながらのまちづくりになるだろう。誰もが「しょんなか」と無投票選挙に諦めの嘆息をもらしていた県議選(島原選挙区)に、これでは日本中に笑われるとアリンコ楠大典候補が巨象に挑む決心をした。氏の決心に比べれば失うものは何もない私の決心など知れたことだ。

 加藤候補が文化会館の決起集会に1700人を集めた翌日4月11日、新田町の民宿の2階広間で200名ほどが集まり楠大典候補の決起集会がありました。私も応援に駆けつけて、マイクを握らせていただきました。まさにアリンコ対巨象でした。この時私は自らの決心を固めました。4月13日、県議選の結果は皆様ご存知のとおり奇蹟の大逆転、島原市民の良識を証明しました。 

 失うモノはないといいながら私にも生活はあるわけで、いろんな関わりがある中で、ようやく家族だけは説得して、見切り発車で4月18日立候補予定者説明会に臨みました。同日政治団体「松坂まさお後援会」の届も出して政治活動をスタートしました。

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