公開討論会を聞きにいく!(下方に松坂感想)  公日記に戻る

◆立候補予定の3人が19日に「公開討論会」

 参院選長崎選挙区の立候補予定者三人が出席する合同個人演説会を企画する実行委(代表・脇山順子元長崎女子短大教授)が十六日夜、長崎市内でリハーサルをした。本番は十九日午前十一時から、「ホントに好かんと? 政治のハナシ―参院選立候補予定者の公開討論会」と題し、長崎市公会堂(同市魚の町)で開催。実行委は「立候補予定者の生の姿と声を知る場にしてほしい」と、有権者の参加を呼び掛けている。

 実行委は、「政治へのあきらめや無関心を取り払うきっかけに」と五月、学生や市民十数人で結成した。実行委員長の長崎大四年、清水耕平さん(23)は「少しでも関心を呼び起こしたい。全く中立の立場で開く」と強調。公開討論会を県民に知ってもらうための街頭ビラまきを、既に数回実施した。

 国政選挙をめぐる市民主導の「討論会」は、二〇〇〇年の衆院選長崎1区の合同個人演説会(長崎市)や、〇三年の衆院選長崎2、3区の立候補予定者参加の懇談会(大村市)などがある。

 今回は、出席者三人がそれぞれ十分以内で自己紹介と主張を述べた後、司会者が政策課題や人生観など十数項目を質問し、短時間で応答してもらう。会場からの質問も受け付けるという。

 リハーサルは、長崎市大黒町の県民ボランティア活動支援センターで行い、当日の段取りを入念に確認した。脇山代表は「運営は学生が中心。若い人たちが立ち上がったのは重要な動きだと思う」と話した。

2004年6月17日長崎新聞掲載

感想

 実は長崎公会堂は通過するばかりで初めての入館であった。
1階は島原の文化会館より狭い感じ、2階席も入れて同じ規模かな(印象)
まずは、こういう企画を思い立った学生を中心とする市民グループに
敬意を表したい。
 長崎新聞発表で200人(僕も数えていないが、それくらいかなという印象)の
観客はさびしい。3人各陣営動員はかかっていないらしく、会場はおそらく
純粋市民が8割だろう。
 まず中立を保つための公開討論ルールの説明があった。
会場配布のチラシに質問事項なども印刷してあり、
候補者にとっては全くのアドリブではなく、たぶん事前に告知してあったのだろうと思う。
当日入り口で受け付けた質問事項については取りまとめたメモを、
早めに各候補者に手渡していたくらいである。
 いずれも予測される範囲の立候補予定者なら誰だって答えられる内容の
質問だった。僕にとって難問は参議院と衆議院の違い、
佐賀プルサーマルの評価、長崎新幹線、などであったが、即答問題じゃなければ簡単だ。
要はどのような姿勢かを確認する、そんな質問だ。

 会場にいた人には殆ど明白で一目瞭然の討論会であった。

 僕は、曲がりなりにも地元出身で東大を出て、建設官僚経験もあり
何より参議院議員2期12年の実績を持つ現職松谷さんが
どのような発言をするか大いに期待しておった。ところが何だ
近所で世間話をする頑固親父の域をでていない。感想評論だけ
の空虚な世間話、時間制限1分を超えて何度もベルを鳴らされながら
お構いなしの時間オーバー。誠実さが無い。年齢のハンディなどの問題ではない。
論外だ。せめて「相手にとって不足は無い」と言いたかった。何でこんな人が
今まで政治家だったのだろう(しかも国会議員!)。選挙民不信になってしまうよ。
 原口さんは、普通の共産党であった。最初から最後まで「私たちは」であった。
プライベート質問のところで「私」を使った以外は、全て党(私たち)の方針だった。
諫早干拓でも、もう少し気が利いたことを言うかと期待したが、出てこなかった。
 してみると「犬塚ただし」は群を抜いていた。ランクの差を見せ付けた。
学生の質問にも誠実に答え、会場に向かって一人一人に語りかけて
分かりやすかった。平和を訴え、国際刑事裁判所を訴える犬塚はかっこよかった。
僕は2回ほど泣きそうになった。近頃涙もろい中年になったものだ。

僕ならイサカンについては「干潟再生事業」という新たな公共事業にシフトする
ことを提案するが、なかなか簡単にはいえないのだろうな。
原口氏はイサカン即時中止。
犬塚氏はきっぱり間違いであると断言した。
他の議論は省略するが、犬塚の一人舞台であった。

学生諸君の意図がどこにあったか?、いろんな考え方があって
それを聞いた市民が、どの候補が良いか自己判断し
市民の政治参加を促し(形としては投票率をあげる)・・・・と考えたとしたら
特に松谷氏がお粗末過ぎて話しにならない討論会であった。
何で、討論会に応じたのだろう?という疑問が残る。
少なくとも、原口・犬塚はこの討論会もチャンスと捕らえ誠実に対処していた。
松谷にその誠実さは見えなかったが、こうして討論会を受けて立ったこと自体が
氏の誠実さなのかもしれない。相手2候補を子ども扱いしていたのかもしれない。

以上松坂レポートです。もちろん僕の独断偏見でしょうが、
参加した人に聞いてみてください。たぶん似たり寄ったりだと思いますよ。
(2004/6/23)