2004・6・15 松坂昌應の一般質問原稿
大体大筋は変わっていません。
が、正式発言としての引用はダメです。
コピー貼り付けは誤解を生まないように!注意

2004/06/15 一般質問@                 公日記に戻る
 改革クラブの松坂昌應です。
(傍聴者と、カボチャ視聴者にも挨拶)
通告にそって質問いたします。
 今年もまた6月が巡り、雲仙普賢岳災害に思いをいたします。学者さんたちによると、溶岩ドームは今尚不安定で崩落の可能性もあり危険な状態であるとのこと。溶岩ドームの周囲とその直下は未だ警戒区域の設定がとかれていません。
 この警戒区域の設定についていくつか確認したいと思います。まず、誰が警戒区域の設定をするのか。警戒区域に立ち入り出来る場合はどのような場合か。警戒区域で人命に関わる事故・災害が発生したら誰の責任で、その損害は誰が補償するのか。
といいますのは、警戒区域に防災工事などで多くの人が立ち入っているからです。大きな二次被害が発生した場合、特に人命が失われるようなことになったら、責任の所在がどこかで済まされる問題ではありません。
「災害は忘れたころにやって来る。」
人命第一に考えてもう少し厳しく警戒区域の設定を見直すべきではないでしょうか。

2004/06/15 一般質問A
 (地図を出す)次に島原城の堀の周りの遊歩道に向けて、質問します。
 宮の町鉄砲町線(文化会館と一小の間)と国道251との接続工事がほぼ完了したようですが、供用開始はいつごろの予定でしょうか。ここが開通することによる交通量予測を教えてください。
宮の町鉄砲町線はその名のとおりこの宮の町交差点から鉄砲町、武家屋敷ですね、武家屋敷を突っ切って、長池三会線につなぐ都市計画路線です。この計画を進めていくと島原の観光の目玉でもある歴史遺産「武家屋敷」どおりを分断することになります。
都市計画が立てられた昭和40年ごろと事情が変わり、特に武家屋敷の価値が高まり、この歴史遺産は残すのが常識となっております。そろそろこの計画路線は見直す時期に来ているのではないでしょうか。
さて、堀の周りのことですが、現在多くの市民が早朝、昼間、夕方、夜間、終日堀の周りを利用してウォーキング・ジョギングをしております。夕暮れから夜間にかけてここを車で通過される方は、危うく人を跳ねるところだったと、ヒヤリとした経験は1度や2度ではないと思います。今まで大きな事故が起きないのが不思議なくらいです。交通安全の見地からこのウォーキング・ジョギングの実態をどのように把握しているか教えてください。
桜の起源も調べれば大変面白いのですが、昔から神のやどる神聖な木として大事にされ、桜切る馬鹿(梅切らぬ馬鹿)といわれるぐらいです。私どもが島原城にこいのぼりを上げようということで10年間ほど堀の周りの桜の幹をお借りした時も、丁寧にゴザムシロで巻いてロープを結び付けました。それでも市民の方の中には、桜の木がかわいそうだとおっしゃる方もありました。
残念ながら、現在図書館前の桜の木は、車の離合に差し支えるということで南に伸びる大枝を切り落とされ続ける運命にあるようです。桜の木の実態を教えてください。
私は、こうした一連のことを解決する方法としてお堀の側に(商業高校の前のように)遊歩道を設置することを提案します。これは何も私だけではなく、ずいぶん多く市民の要望だと承っております。物理的にはお堀1周1.1キロメートルを一方通行にすることがセットになると思いますが。市長の見解をお聞かせください。

2004/06/15 一般質問B
次に情報公開についてお尋ねします。
私、さきの3月議会の合間、3月19日島原市議会がちょうど休会の日、改選後最初の有明町議会を傍聴に行きました。有明との合併が進められている中、有明の議会の様子も知っておくべきだと考えたからです。有明町議会はまだケーブルテレビの放映はあっていませんでしたので、思い切って傍聴に出かけたわけです。
ところが、実はその日は、有明町議会において初めてケーブルテレビが議場に入るというまさに歴史的な日であったのです。傍聴席に入ると、カボチャさん・ひまわりさんの2社のカメラが議場に立てられていました。
一般質問に立った若手の議員さんが実にいいことを言っていましたので、引用します。

『情報公開がさまざまな分野で行われています。
なぜ、情報公開が必要かは皆さんもご存知とは思いますが、情報公開には求める側と出す側があります。求める側にプラスと思われがちですが、第二段階は必ずしもそうではない。
町の財政状況を町民に見てもらう事は家庭の財布を家族に見せる事とほぼ代わりのないことではないでしょうか。家庭の事情を家族が知って借金の明細、給与の明細、貯金の残高を母親が息子に示して、小遣いはいくらと決めて、息子にも事情を分かってもらいどのようにしたらいいのか、息子にも考えてもらうことが、第二段階で、情報公開の主旨であると思います。』
 
どうです。すばらしいではありませんか。情報公開の第二段階です。
さて市長お尋ねします。この度情報公開条例などの審議も行われますが、これは基本的には、情報の開示を求められたら公開していくのが原則であるといった趣旨のもので、これについては議案審議でじっくりお尋ねします。
今回お聞きする、ホームページの活用やケーブルテレビの活用は、まさに情報公開の第二段階!求められて公開するというのではなく、求められなくとも積極的にこちらから情報を発信し市民と情報を共有し、市政を理解してもらおうという意味においてであります。
 ホームページやケーブルテレビはまさに情報発信型の方法なのですが、どうも島原の場合「よそがやるからそろそろうちも」で「求められていやいや公開」しているように思えてなりません。情報公開に対する市長の基本姿勢をお尋ねします。

2004/06/15 一般質問C
さて4点目、有明町との合併についてです。
このままでは、11月1日の合併目標期日に間に合わないがどうするつもりなのか、ご説明をお願いします。

有明の主張する『緩やかな合併』は、編入方式を取れば、町長以下4役は全員失職となり、有明の声が反映しにくい、だからせめて最高議決機関である市議会において確実に有明出身議員を確保すること、すなわち在任特例を採ることが『緩やかな合併』であるとのこと。
 全国の事例を見ますと、こうした編入される側に配慮して、実際にはトップ会談において、たとえば編入する側の助役収入役が退職し、編入される側の4役から、市長が、後任を任命するというような事例があるようです。島原市と有明町のトップ会談においてそうした紳士協定はありませんか。住民に対する説明のしかたによっては大きな安心材料になると思うんですがどうでしょう。

 合併協議会はすっかり停滞してしまって、特に議員の扱いで、もめてしまっているようです。公開が原則のはずの合併協議会において、きちんとした説明も無いまま、議員の扱いについての小委員会は非公開となって、どれくらいこじれているかもわからない状態です。
私ども島原市議は、在任特例を採ろうが取るまいが、全員生き残り身分が保証されてしまい、フェアじゃないと非難されています。住民に信頼されない議会は悲劇であります。この際合併期日も遅れたことだし、じっくり構えて、議員の扱いについては合併と同時に有明も島原も全員失職して、一斉選挙で選ばれるのが住民理解を得られると思うのですが市長はどうお考えですか。

2004/06/15 一般質問D
5点目は有明海の浮遊物調査についてですが、同僚議員の質問に対する答弁で大筋わかりましたので、壇上からの質問は省略します。議席からの質問の際、時間が許せば有明海の件も質問します。よろしくお願いします。

以下、市長の答弁を受けてからの議席からの質問メモ。
種明かしの部分であります。
言った事、言わなかったことが混在していますので
正確には、後日出てくる議事録かビデオで確認してください。


2004/06/15 二の矢@警戒区域の件
(災害対策基本法63条)「災害応急対策に従事する者」であるかどうかは誰が決めるんですか?

災害対策基本法ですね。84条を見ると、防災工事は、災害応急対策の定義から大きく外れる、法の拡大解釈です。
無人化工法という方法でどうしても工事がしてみたいという国土交通省やゼネコンのわがままを聞くための。

イソップ童話の「裸の王様」ではありませんが、誰もが王様にしがらみや遠慮があって「王様は裸だ」と言えない。ほとんどの人たちは、「無人化工法は子供のリモコン遊びとちっとも変わらん。しかも莫大な税金を使って」と思っています。私はしがらみがありませんから、はっきり申し上げます。
念のため、赤松谷の無人化工法の現場を見てきました。リモコン操作が引っかかるたびに人が足を運んでいると聞いていたからです。
完全無人化ではないんです。測量なんかは県の職員があの不気味なドームの真下でやるんです。シェルターまで準備して。人が入るのは前提なんです。工事の出来高を測量することのどこが「災害応急対策」ですか!

警戒区域の外まで下がって工事をすれば、物理的な仕事の量は広がりますが、費用は無人化工法に比べるとはるかにかからない。特殊機械は要りませんからゼネコンとJVを組まなくても地元業者だけで十分対応できるはずです。
人間が付き添わなければ成立しない危険の伴う無人化工法を認めるのは警戒区域設定権者の市長です。防災工事の予算は国と県から出ていて、市長が発注するのではありませんが、警戒区域を本来の意味で人命尊重の見地から見直し、ゼネコンを使わず、地元業者優先で工事が出来るよう県に働きかけてください。

長崎県知事も、島原市長も、長崎方式と呼ばれる政治献金システム(諫早干拓や普賢岳防災の公共工事受注量に応じてゼネコンに献金を要求する自民党長崎県連のやり方)の恩恵を受けていますから、無理だとは思いますが、要望だけはしておきます。

2004/06/15 二の矢A 堀の周りの遊歩道
島鉄バスでは路線バスは現在マイクロバスを使用して、ここ桜馬場バス停・文化会館前バス停・七万石坂を通って、島原駅前バス停のコースが往復しています。道が抜ければ路線バスはこちらに変更の方向で検討しているようです。
スクールゾーンで危ないですからね、こちらは歩道も広くなっている。

スクールバス朝7本夕方4本は大型ですが、全て時計回りの一方通行。
観光バスが島原商業前に南進する場合立ち往生があるようです。
今後交通量が増え、特に島原城に登る近道としてバスなどが進入した場合混雑が予想されます。
ご存知のように、交通量が少ないうちは対面通行でもあまり問題は無いのですが、交通量が増えてくると一方通行のほうが流れがスムーズになります。

人は歩行免許はありませんから、実際には車道を歩くなと指導注意は出来ても取り締まったりは出来ないんですね。
現実に歩道を歩くように指導している形跡は無いようです。
部活なんかでジョギングは歩道の上を走るよう指導してありますか

なぜ歩道を利用しないのかというと、T字路の横切りは危ないんです。おまけに歩道がしょっちゅう斜めになったり段があったりで返って危ないわけです。
その点お堀の内側に遊歩道があれば、一度も車に横切られることが無いんです。
日本全国池や堀の周りが遊歩道になる必然性があるわけです。

もちろん1小と文化会館の間は対面通行です。(ここからここまでを)一方通行にして堀の内側を全部遊歩道にしようと考えるわけです。

おそらくお堀周辺の車の方が一方通行になると不便になると思いますが周回1.1キロ(最長600メートル)の遠回りは、多くの歩行者の安全を考えるとき我慢してもらえる不便だと考えます。
本当はまず地域住民の説得を済ませてから、この席で提案する予定でしたが、宮の町鉄砲町線の開通が間近だと聞き、交通体系が変化するこの機会がチャンスと考え後先になったのは不本意ですがあわてて提案します。
この遊歩道計画はほとんど金がかからないんです。あちこちに余っているプランターを並べて歩道を仕切るだけでスタートできます。市長、今一度見解をお聞かせください。

2004/06/15 二の矢B 情報公開(合併問題のあと)
実はこうして議会でやり取りをすることは、住民に説明するチャンスなんです。
これがケーブルテレビ利用の第1歩なんです。
 ひまわりテレビが視聴者からも市議会中継の要望が強いと聞いています。市長のポストや市長宛メールで要望はあっていませんか?

議長の判断といっても、市民はそうは思いませんよ市長の考えをお聞かせください。

柏の住宅のケーブルテレビ配信の問題はそのままですか?

(私ども議員のほうでも、議長に対しては、市議会の中継をお願いしているのに、せっかく市民の皆様、これから合併をしていこうとする周辺町民の皆様に理解をいただくチャンスだと勧めてお願いもしているしいるのですが、松井議長の一存で拒み続けている実情をどう思いますか。)
 
 週に一回、ケーブルテレビを利用して市長からのメッセージを放送する、公民館で視聴できるように整備をする。そうすれば合併の住民説明会だって半分の時間で済むのです。(聞き取りの時間はやはり直接対話ですね)
インターネットも同じです。開設以来市長のメッセージはぜんぜん変わっていないように見受けられるが、市長メッセージ分の更新は何度ぐらいやりましたか?

2004/06/15 二の矢D 有明海浮遊物(この項目は時間切れで触れられず)
もちろん徹底的な原因究明。
不漁にあえぐ漁民の救済(昨日の上田議員の提案)を真剣に!。
その場しのぎの見舞金のような調査協力費は漁民の弱みに付け込んだやり方だ。
不漁で苦しんでのどから手が出るほどお金が欲しい、「こんなハシタ金でごまかすな!宝の海を返してくれれば、こんな金は要らないんだよ!」そう言いたくても言えないでしょう。
イサカンの影響ではないか?という疑念が強い中、中長期開門調査を言わせないための口止め料のようなこういうやり方はやめていただきたい。

2004/06/15 二の矢C 合併問題
昨日の上田議員の質問に対して、県から国への手続きが20日ぐらいで出来ているから、まだ11月1日は行けるような言い方でしたが、調べてみました。
 今並行して県議会も6月定例会ですが、その議決がだいたい7月の上旬です。今年3月1日に合併した壱岐市の事例ですが、ちょうど1年前7月11日に県議会の議決を経て、7月14日県知事による(廃置分合)決定、7月18日に総務大臣に届けがなされ、8月1日に総務大臣告知ということで、県議会議決から、21日間でOKが出ているわけです。理屈の上では8月2日には合併してもいいわけですが、それから7ヶ月の調整を経て今年3月の合併となったわけです。
 県議会に持っていく3ヶ月前の去年3月に各議会議決が済んでいます。私たちの場合、議員の扱いについての小委員会もまだ決着していなくてもう1回は小委員会が要る。この議員の扱い、まだたたき台も出来ていない組織機構の問題を含め、合併協議会であと5項目の確認が必要。住民説明。調印式。そして有明島原各議会の議決。・・・間に合いますか市長。

11月1日の合併期日がずれ込みますと、12月の島原市長選挙になってしまいます。合併の期日は目標であっただけで延びてもかまわないと強引な説明は出来ても、市長選挙だけは否が応でも任期は4年で、先延ばしが出来ません。順調に11月合併が実現できたなら、結果的に、有明町の方たちも新市長選挙に参加できたわけで、市長選挙に関してだけは、対等が実現すると考えておったのですが、合併期日がずれ込むとなると、そうはいきません。編入される有明町民は自分たちが選んだわけではない市長についていかなければなりません。
この点をどう思いますか?

私たち島原市議が、お前たちはまったく腹は痛まないじゃないかと、非難されるように、市長に対する風当たりは相当なものだと推察いたします。島原半島で唯一失職しない市長ですからね。どうですか、編入を言い張ると、対等に話は出来ないでしょう。どうですか、市長も失職、市議も失職、きれいさっぱり総選挙でいきませんか。遅れついでだから、じっくり腰をすえて対等で行きましょう。

市長は期日については目標日11月1日を言うのみで、遅れたらどうするという問いかけには一切応じませんでした。
唯一市長選挙に絡んで、合併期日がずれ込んだら、粛々と(有明は入れないで)予定通り選挙をやると言ったのみ。