豊かな海、有明海を再生させたい!

よみがえれ”宝の海”有明海

私たちが環境に対して出来ること 演劇『虹の立つ海』公演にむけて

2004/5

「虹の立つ海」島原公演実行委員会

【趣旨】

 私たちの住む地球に黄色信号がともっています。ゴミの問題、地球温暖化の問題、環境汚染の問題・・・五十年百年後を見越して、環境に対して私たちが今できる事をしていかなければ取り返しのつかない状態まできています。島原半島に住む方々に、環境問題に関心を持っていただき、より一層、関心を深めていただくきっかけとして、NPO現代座の『虹の立つ海』の公演に期待しています。

このお芝居は、私たちの目の前に広がる有明海が舞台であり、諫早湾で実在した人がモデルになっています。世代間の交流を通して、私たちが地球環境に対して何が出来るかを問いかける普遍性を持った作品となっています。全国各地で公演回数は150回を越え、多くの人々の心に共感と感動を呼んでいるそうです。

 今の日本は、深刻な環境問題や出口のない不況の中、大人たちは何かが違うと感じ、子供たちも先の見えない不安感に包まれています。芝居の中では、20世紀の悪環境はさらに悪化し、50年後の未来の人々が病気になり苦しんでいる。その人々を助けるため、必死に「ハルカゼ草」という薬草を探す少女。運命と闘う人間の美しさや強さに触れ、絶望の淵に腰掛けていた主人公達は、前を向いて、確かな一歩を踏み出して行きます。

 疲れてしまった大人たち、希望の見えない子ども達、分断されてしまった世代間の繋がり、それを取り巻く環境。この時代・この地域で消えつつあるものを、何とか繋ぎ止めたい。大人達に元気を、子ども達に希望を、3世代で楽しめ、そして深く考えさせられるお芝居だと思います。是非たくさんのご家族に見ていただきたい作品であり、地域の人々で作り上げたい「劇場」だと思いますので、ぜひ、応援をお願い致します。

 仲間が三人四人集まると必ずといっていいほど話題になるのは、子供のころの野山での体験、豊かな海有明海の記憶であります。こんなに海と山が近くにあって、急速に自然環境が失われていくことを嘆いている私たちがここにいます。世界でもっとも注目されるに至った諫早湾干拓の陰にかくれて、自然環境を語ることを政治の問題としてタブー視したり、逆に全ての責任を諫早湾干拓に転嫁して、自分たちが環境に対してできることを放棄してはいませんか?もう一度心を白紙に戻して、私たちが環境に対して出来ることを考えようではありませんか。豊かな海の記憶をよみがえらせることが私たちの心を豊かにしてくれることは皆様実証済みのことです。

 有明海に起源を持つこのお芝居を、豊かな有明海の恩恵を受けた私たち島原の地で観ることの二重の意味をかみしめています。

広報担当:内村勝輔 

連絡先事務局:0957-62-4414(わかば)

実行委員会準備会では、7月24日(土)島原公演を目標に、準備を開始しました。

ぜひあなたも実行委員会に参加してください。

次回委員会は
6月2日(水)午後7時〜(わかば写真館2階)0957-62-4414