今年も有明海に現れた「なぞの浮遊物体」

2004/5/12

亀井農水大臣のまったくお話にもならない屁理屈判断
「中長期開門調査はやらない!」に対する有明海の怨霊か?
今年もなぞの浮遊物体が有明海に出現!

昨日5/11島原漁協150人がバスを連ねて長崎県庁に抗議。

私たち有明海の再生を願う島原市議有志は、楠大典県議と長崎県庁に乗り込んだ。
※市議は内田豊議員・松本匠議員・園田智也議員・そしてわたし松坂昌應の四人。

私たちの要望書は長崎県知事金子原二郎宛であるが、対応したのは担当部署
水産部(本田直久部長ほか数名)であった。
おとといの市長たちの訪問にも、昨日の漁民たちにも水産部対応で知事は顔を出さず
二枚腰を使ったようだ。
農水大臣の開門調査をやらないという暴挙に歓迎の意を伝えた知事としては
浮遊物体と諫早干拓の関連を追及されるのを嫌がったものと思われる。
知事は別件で不在だったのではなく、庁舎内に居たのである。
マスコミがあふれる水産部を出て、マスコミの居ない場所でご挨拶だけは
できたのである。(情けない!誠意がない!と言いたい。)

私たちは、県の立場も配慮して、公式文書の中には諫早干拓には触れず、
「有明海の再生」という大目標で土俵に引きずり上げ、
浮遊物の解明、発生原因の徹底究明、早急な除去、そして出漁できない
漁民への支援を訴えた。

私(まつさか)も発言の機会を得て、調査の名目で2000万円の金を漁協経由で
渡すことが(間接的な支援になるとわざわざ説明するいやらしさに対して)いかに漁民を
孤立化させているか考えよ!その場しのぎでなく長期で考えよと注文をつけた。

支援は支援としてきちんと手当てをして、調査は調査できちんとやればいいではないか。
浮遊物が大量にまきついた網を回収するむなしい作業に対して、お見舞金なり、支援金なり
出せばいいではないか!
(いわゆる不漁保険の対象として、ルールを運用して、漁協がかけている掛け金で
火災保険のように対処して、堂々と受け取ることのできるお金を出せばいいではないか)

調査費などとまことしやかな理由をつけて金を出すから。
市民は本来苦しむ漁民に同情し支援するはずの構造なのに、
逆に、一時金を出して逃げる県に、漁民は妥協した。と、
言われて漁民は軽蔑されて市民から遠ざけられてしまう。
不漁にあえぐ漁民に毅然として撥ね付けろと言えるだろうか
「調査費」などといわれれば受け取らざるをえないではないか!
こういうやり方を札束で相手の頬をなぞるような行為というんだ!。

言い換えれば彼らは漁民と一般住民を一致団結させないことに成功しているわけだ。

私たちは、こうした国県の狡猾な作戦にだまされてはいけない。

情けないのは、専門職の彼らが一番頭の片隅から離れることのない事実
「諫早干拓の影響かもしれない」ということを何が何でも言わないことだ。
「徹底的にあらゆる方法を駆使して調査する」のなら、
「諫早干拓の影響、調整池からの海底汚泥の流出、水門締め切りによる海流ストップなど、
が原因かどうかも徹底的に調べる」、と言えばいいではないか。
さらに情けないのは、庁内に居ながら顔を出さない金子知事だ。


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