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2007/3/23  (公式議事録まで暫くお待ちください)
議会議員削減案(23→20)
登壇説明原稿

 

島原市議会議員定数条例の一部を改正する条例

 

上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出します。

 

平成19年3月1日

 

島原市議会議長 安藤幽明様

 

提出者 島原市議会議員  松坂昌應(自署)

 

賛成者 島原市議会議員  荒木昭蔵(自署)

 

賛成者 島原市議会議員  園田智也(自署)

 


 

島原市議会議員定数条例の一部を改正する条例

 

島原市議会議員定数条例(昭和57年島原市条例第21号)の一部を次のように改正する。

本則中「23人」を「20人」に改める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

 (経過措置)

2 改正後の島原市議会議員定数条例の規定は、この条例の施行の日以後初めてその期日を告示される一般選挙から適用し、当該一般選挙前における議員の定数については、なお従前の例による。

 

平成19年3月1日提出

 

 

提案理由

議員定数を改定するために、島原市議会議員定数条例を改正するものである。


改革クラブの松坂昌應です。お手元に配布しておりますとおり、荒木昭蔵議員、園田智也議員の賛同を得て、ルールに従って提出しました、議第○号議案「島原市議会議員定数条例の一部を改正する条例」についてご説明します。

 条例の内容は「島原市議会議員定数条例」の本則中「23人」を「20人」に改めようとするものであります。

 

 

 先の12月議会で、市民の直接請求の手続きで同じ内容の条例案が提出されましたが、そこでは僅差で否決された経緯があります。

しかし行財政改革は喫緊の課題であり、これから先あらゆる場面において厳しい判断が求められ、市役所に対しても市民の皆さんに対しても無理なお願いをする場面も在るかと思います。そのためにはまず議会議員が率先して改革に取り組み、範を示さなければなりません。市民に言われたからというのではなく、議員自らが言い出すことに意義があると信じて再提出いたします。

 

12月議会においての否決理由、すなわち反対討論の主なものは、「20人では少なすぎる」というものがほとんどで、現行の23人を積極的に支持する意見はありませんでした。それどころか23人は合併前の旧島原市の数字だから、合併後の人口増を加味して、自治法定数上限の30人に近い数まで増やすべしという意見が多く、現行の23人より増員するという案が本3月議会で提案される含みを残していました。

結果として、市民の望む20人と、市議会が示した結論には大きな開きが出来ました。私たちはその後も多くの市民の皆さんと対話しましたが、「納得できない!」という不満の声をたくさん聞きました。

 その後1月末、島原市議会で多数を占める自民党会派が記者会見等を通じて、「現行23人が妥当で、増員すべきではない。」との方針を示したと報じられました。自民会派の皆さんも市民の声を受け止め、12月議会の趨勢と思われていた定数増員から市民の要望である20名に接近する現行の23人定数案に軌道修正なさったものと思います。

「23人なら納得、仕方がない」などの反応もあり、市民の怒りは幾分下火になりました。しかし、23人という数字は一部会派の示した報道記事でしかなく、議会という正式の場での議論ではないので、説明責任が果たされておらず、大多数の市民の理解はまだ得られていません。今一度「公」の場である議会で「何人がふさわしいか?」の議論がなされなければならないと考えます。

 私は前回12月議会でも20人定数を支持しましたが、対立意見の雰囲気は自治法上限の30人に限りなく近いもので、共に島原市の財政改革を願っていながら、そこに大きな隔たりを感じていました。

 ところがわずか3ヶ月しかたっていないのに、私たちとの対立意見は23人定数が大勢を占めているようで、その開きはわずか3人にまで縮まってきたと感じています。「あと一声!」です。

 一方で、20人定数に賛成していた議員の中に18人定数を言い出す方も出ているようで、3ヶ月の間に私たち議員の多くが、市民の声に再度耳を傾け、更なる削減を考え始めたのだと思われます。

 おりしも新年度の予算が審議され、行財政運営はいよいよ厳しくなっていることが確認されたばかりです。行財政改革の必要性はいよいよ増しています。

 ここに最新の島原市の人口データがありますが、3ヶ月前の最新データからまた97名減っております。この1年間で543名減っているんです。

 

 以上12月に否決された議案を再提出する理由として、

@    現行数23人を妥当とする論議は公式の場でされていないので、住民説明の見地から、公式の場であるこの議会で再度、何人がふさわしいかの論議をするべきと考えた点。

A    この3ヶ月の間に議員の間で更なる定数削減の機運が高まっている点。

B    行財政改革の必要性が今回の予算編成で改めて確認された点。

C    人口減少に歯止めがかからない状況がさらに進んだ点。

以上4点を挙げておきます。

 

 さて20人定数の根拠ですが、これは12月議会で市民の方が提案された内容の繰り返しになりますので、簡単に要約しますと、他の自治体との比較の中で、島原市の規模では20人程度が平均的な数であり妥当であること。

 付け加えますと、われわれ議員は間接民主制の中で、市民に代わって様々な事柄を論議しておりますが、私たち自身の身分に関わることだけはどうしても客観性が確保できませんので、そこは第3者に任せなければなりません。報酬については第3者による審議会などの答申を仰ぐゆえんであります。同じくその身分については4年に1回の選挙によってその適否を市民にゆだねるわけであります。その意味で、議員の定数は市民に決めてもらうことがいちばんであり、最低限公開の場で決められなければなりません。今回の住民直接請求の署名はまさに市民の直接民主制であります。市民が決めた20人という定数は、まさに私たち議員が無条件でも受け入れなければならない決定事項だと考えます。

 つまり20人という数の最大の提案根拠は、市民の望む数字ということです。

 

 私たちが20人の定数案を出したことに同時進行で、理想を求める議員さんたちから18人定数案が提出されましたので、議会運営の手順の問題もあって、もうすこし説明させていただきます。

私たちの提案は「23人」を「20人」に変えるという提案であります。つまりこの議案に賛成の白票を投じる方は「20人」。反対の青票を投じる方は「23人」を支持することであります。26人がふさわしいと思う人も22人がふさわしいと思う人も、18人がふさわしいと思う人も、今回の議案では20人か23人かの二者択一です。どちらが自分の望む定数に近いかで判断をお願いします。18人定数を支持するという理由で私たちの20人案に反対するとそれは結果として23人定数案に賛成することになるのでご注意ください。

特に、このあと18人の定数案を出される3人とそれに賛成の議員さんに置かれましては、ここはお間違えの無いように、確実に20人案に賛成の白票を投じてくださるようお願い申し上げます。

ここはいったん20人の議案に賛成していただき、先ずは市民とのお約束である「20人定数」を着実に実現いたしましょう。18人はその次の段階です。市民の声を実現した上で、次に議員自らが率先して身を削るという高邁な理想に向かう議案を提出ご説明ください。私もその説明を聞いてじっくり考えさせていただきます。

 

採決の方法は、市民の方も願っている通り、誰が賛成し反対したかはっきり分かる採決の方法を採られるようお願いして、以上説明を終わります。よろしくご審議ください。