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2006年9月重要発言
●市議会議員報酬10パーセント削減案


24番(松坂昌應君)
 賛成の立場で討論します。
 私たちの会派長を初め先輩議員の方たち、自分たちが仕事をしているという自負があって報酬を下げるのはまかりならんと。自分はそれだけの報酬に見合うだけの仕事をしているという自負があるのは結構であります。
 私は今回、これはやっぱり合併から絡んでくるんですね。有明町と島原市が編入合併をとった時点で有明町の三役は全部不在になると。そんな中で住民の声を拾うためにはどうすればいいかという中で議員の在任特例が選ばれてきた経緯があるわけです。このときに、南島原市や雲仙市みたいに選挙をすれば当然そこで何人かの議員も有明からも入ってくるわけなんですけれども、それは非常に不確定要素が多いから、確実に今の議員が全員意見を述べられると、そういう形で在任特例をとるんだという中で在任特例になったわけであります。ただし、そのときには三役は不在のはずだったんですね。今、目の前に1人いますね。(発言する者あり)
 そして、去年の12月、まだ有明町の議員さんたちが島原に入ってくる前に、これはどうしても編入合併の手続のために島原市議会で次の議員定数を決めざるを得なかった、そういう状況がありました。──議員定数じゃない、報酬ですね。そのときに段階報酬というのをとりました。つまり、島原市議は今までのまま、有明の町議は今までのまま、そして12月に在任特例で全員が同じ土俵に上がるんだと。ただし、報酬額は13万円の差があると、こういう状況でやってまいりました。私は当然そのときに、これはおかしいよと、同じ議員でありながら報酬に差があるなんておかしいじゃないかということで反対をいたしました。そして、できればその額を合わせた方がいいと。額の合わせ方は歳費が現行を超えない範囲でということで、これは合併協議会の委員の中からも出ておったんですけれども、計算すると、今の島原市議の報酬から13%減、そういう報酬額を設定すれば当時の現行の範囲を超えないということでそういう方向で持っていけないかというふうに訴えたんですけれども、ほとんど無視されたような状態でありました。
 そして、そのとき私は報酬をこの13%下げるに持ってくるような提案を次にしたいと、次の議会で必ずその条例案を出すというふうに私は12月議会で宣言をしたんですけれども、次の3月議会でそれを提案することができませんでした。当時37名おりましたから、私以外に3名賛同者が必要だったんです。今は36名ですから、2名の賛同者があればできたんですけれども、わずかその3名の賛同者も得ることができなかったわけであります。当時そういう状況でありました。私は3月議会に13%減の案を出す予定で書類を準備しておりましたけれども、それができなかったんであります。そういう状況であります。
 そして、私が有明の議員さんたちを特に説得をしたんでありますけれども……

議長(安藤幽明君)
 結論を急ぎましょうか、結論を。

24番(松坂昌應君)続
 はい。結論じゃなくて討論でしょう、今は。

議長(安藤幽明君)
 結論を急いでて、討論の。早く締めてください。

24番(松坂昌應君)続
 有明の議員さんたちがおっしゃったのは、報酬等審議会の答申を待っているんだと。それを聞いて、それに従う予定でいるんだという話でありました。そういうことで、3月の時点で私が平等にやって、そしてこれを下げましょうということで待っておったんです。実際、報酬等審議会の議事録を見ますと、意見は二つありまして、報酬は合わせるべきだと。これはほとんど一致しておりました。ただし、どこに合わせるかというところで、平均をとるか島原市議に合わせるかということで、これはほとんど僅差だったようであります、議事録を見る限り。ただ、結果的に島原市議に合わせるという答申が出てきたわけでありまして、これは報酬等審議会の全会一致の意見ではないんですね。だから、報酬等審議会の議事録を見ればわかるように両論併記はいけないのかと、そこまで出ていたわけですね。そういう状況であります。そして、結果的に島原市議に合わせるということになったので、私はとんでもないということでこの前の議会でもやはり反対をしたわけであります。余りにひどいよと。なぜならば合併は行財政改革が主眼じゃなかったんでしょうか。それに対して市長は何て言ったかというと、報酬等審議会の答申を尊重しているんだと。歳費がオーバーするとかそういったことは考えていないと、そういうことをおっしゃったのであります。

議長(安藤幽明君)
 だから、どうなんですか。だから、どうなんですかって

24番(松坂昌應君)続
 私が言いたいのは、これに賛成するための理由を全部述べているのであります。いいですか

議長(安藤幽明君)
 だから、ほかにもたくさん討論をしたい人がおるわけですから、簡潔にやっていただいた方が。お願いしますから。

24番(松坂昌應君)続
 はい、わかりました。
 そして、その報酬等審議会そのものも私はオープンにしてほしかった。これは合併協議会のときの小委員会もそうでありましたけれども、何で市民の前にさらさないんだろう。密室でやるからこそこんなことになってきたんだと。私は、そういう意味で、今回ここに提案されたこれは、私は条例を出せなかったんですね。それは議員としての実力がないんでしょう。でも、さすが中川議員は賛同者を集めて出してこられました。いいですか。これは密室の中に置いておいたら議論が進まないのであります。この本会議の場に出さなければいけなかったんです。そういう意味で、今回の提案を私は高く評価しております。
 そしてあと一つですね。今、行財政改革特別委員会等でこの議員の定数、報酬についても話が議論に入っているというふうには聞いております。だから、当然私はこの議員の定数の問題は3月議会までに結論が出ると思っております。これは住民の署名運動云々とは別に当然出してこなきゃいけない問題で、これは今議論が進んでいくわけであります。当然その新しく決まった定数に沿って議員の報酬は幾らになるか、これも議論をされるものだと思っております。ところが、これは来年の選挙の後のことであります。私たち議員が今何ができるか。今ここで市民が議員が多過ぎると言っているから、じゃあ減らそうといって、もう戻れないのであります。そうであったのなら合併のときに選挙しなきゃいけなかったんです。もう在任特例をとったからには、きょう定数を20名に決めたからといって、あしたからこのうち16名おらんごとなってくれとは言えないわけですよ。
 だから、私たち今議員が何ができるかと考えたときに、今私たちがさわれるのは定数ではないんですね。定数は来年の選挙の後です。報酬は今さわることができるんです。そして、この報酬は、今は36名という特例でこれだけの人数がいるから、だから今はもう減らそうじゃないかという話なんですよ。私はこれで下がった機会に、また今度の選挙の後もそのまま下げていくんだとやられたら、それは厳しいですよ。なぜなら、私はきのうもちょうど四国の議員を目指す仲間と話をしておったんですけれども、市役所の職員で係長クラスの人間が議員に立候補したいと思っても、議員の方が給料が安いんですよ。だから、係長をやめてまで議員になる気はならんよと。こういうようなそのくらいの金額なんであります。

議長(安藤幽明君)
 せっかくいい意見をおっしゃるんですから、簡明にされた方がいいと思いますけど。(発言する者あり)

24番(松坂昌應君)続
 私は、そういう意味で今回提案をなさったこの4名の方が、できれば私が6月の議会や去年の12月議会のときに言ったときに何で賛同していただけなかったのかという思いはあります。でも、思い立ったら……

議長(安藤幽明君)
 せっかくみんなでしているんですから、議会は。

24番(松坂昌應君)続
 いいですか、過ちを改めるにはばかることなかれです。この4人の皆さんは、私に言わせれば、私が6月に言ったことを賛同しなかったことに対してそれは過ちであったと。(発言する者あり)ちょっと言い方が嫌らしいですね、済みません。そうじゃなくて、本当に議員の報酬がこれだけ上がったことは、ちょっと問題があるというふうに考えたわけでしょう。それをきょうからでも改めようというこのことは評価していいじゃありませんか。パフォーマンスだ何だと言う人がおっても、それは結構でしょう。でも、結果的にこれで36名の報酬が10%カットになれば、毎月110数万円の経費削減になりますよ。来年の3月まで選挙までいけば1,000万円以上の経費削減になるんですよ。
 そういうことで、今回の件は私は当初の案で言えば13%減、もう少し、だから今までの分を考えれば戻さんといかんけれども、むしろこれは議員の意思、議員がこの辺は議員も考えなきゃいかん、財政のことを考えなきゃいかんと、そういう思いをこの10%に込めていると、そういうふうに評価をして、賛成いたします。