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市議選レポート

■かけていい費用・補助のある費用

 選挙カーのところで少し触れましたが、選挙にかけていい費用は、ポスター制作・選挙事務所関係・選挙カー関係(看板・スピーカー・運転士、ウグイス嬢の日当)・はがき印刷・手伝いに対する日当・弁当代・湯茶・新聞広告(2回まで)など出すことが出来るが上限が定められている。(法定費用上限約290万円、ただし自動車公費補助分とはがき送料補助分はこの枠外)

 こうして自動車を持たない人でも、ポスター印刷費が出せない人も、制度としては、誰でも立候補できる流れになってきている。

 公費補助は結局、(各候補者に対して)ポスター制作費約37万円、はがき送料10万円、選挙カーに約(35,000〜60,000円)×日数が補助される。もちろんポスター掲示板製作・公報印刷・投票所の設置・立会人などの日当・選管の人件費などなど公営選挙にはそれなりに費用がかかる。島原市議選の場合(まだ決算が確定していないが、予算段階で)約二千万円かかります。投票を棄権するなんてとんでもない。選挙権を大事に使って欲しいものです。   

●選挙運動費用(松坂分)収入

自己資金

207934

 

寄付

10000

差し入れは金額に換算して報告

公費補助

372937

 ポスター印刷代として(選管から印刷所に直払い)

590871

 

  

  支出

 

お菓子

10000

 差し入れは他にもあったが政治活動で処理

のみもの

14220

 

電話代

11934

 わかば写真館電話代請求明細による

事務所部屋代

70560

 電気水道共レンタル1日10080×7日分(わかば写真館)

タスキ・事務所看板

31500

 名前看板は政治活動費なので含まれていない。

はがき印刷

33075

 公報原稿レイアウトデザイン込み (送料不要)

ポスター

405000

 補助額を超えている分は自己負担。

雑費

14582

 ハンドマイク電池・画鋲など文房具

590871

 

※供託金30万円が別途必要(これは一定得票をすれば返ってくる。今回の場合107票)
※いただいたカンパは政治活動資金として受け入れたので、この収支には見えていない。
※選挙期間以外の事務所代・選挙人名簿コピー代・政策資料印刷代も政治活動支出。

公職選挙法に従って収支報告書を提出したものの、これは純粋に選挙に限った費用であって、選挙前後の出費は見えてこない。政治活動全般にかかる費用は政治団体の収支報告と合わせて見なければならない。(後日レポートします。)ここに見えている以上のお金がかかりますから、立候補予定者は、貯金もしておきましょう。

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